<< July 2017 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
PROFILE
↑メールなどはこちら

<近況>
2014/11/8 更新してないねぇー ねたはあるんだけどね
SELECTED ENTRIES
ARCHIVES
RECENT COMMENTS
LINKS
<< ポジティブマン | main | 午後の曳航 >>
Mr.RED MAN
昔、野良猫に名前をつけてあげたことがありました。
特に深い意味とかはなくて、まあ無難にミーコとか、そんなのです。
ただ、これは特定の一匹の名前ではなくて、ウチの玄関にやってくる野良猫はみんなミーコでした。
関係ないですが、家で飼ってるインコの名前もミーコでした。
猫のミーコは三毛のときもあれば、ブチのときもありましたし、トラのときもあれば、チャのときもありました。
そんなミーコ。野良猫だけに一箇所に留まることはなく、気儘によその家にも出入りしています。
ですから、たまたまよその家でミーコを見かけることがあって、その家の人がミーコのことを「タマ」とか「ミケ」とか呼んでいるのを耳にすると、僕はちょっと不思議な気持ちになったものです。
ミーコに裏切られたような、ミーコが世間に羽ばたいてくれたような。
寂しくもあり、誇らしくもある……という、何とも複雑な気持ちです。

さて、先日、とある街角でカップルのこんな会話を耳にしました。

「ねぇ、ちょっと聞いてよー、あいつまたコンビニにいたよー。入り口んところで突っ立っててさー」
「レッドマン?」
「そう、レッドマン。ぜったヤバイって、あいつー」
「前に立ち読みしてたの見たけどさ。いっつもいるんだよなー、レッドマン」
「何やってる人かなー。駅とかにもいたんだよー」
「よく金あるよなー」
「ないよー、あんなのー」
「生活保護とか受けてるんじゃないの?」
「えー、でもそれだけじゃ無理でしょー。生活保護って、けっこう貰えるのー?」
「さぁー、わっかんないけど。でも弁当とか買ってるでしょー」
「買ってないよー。拾ってるんでしょー? 捨ててあるのとかー」

……レッドマン。
直訳すると「赤い男」
僕はなんだか、寂しいような、誇らしいような、
ちょっと複雑な気持ちになりました。

「そういえば聞いたことがある」
と、テリーマンなら言ったでしょう。
ウチの近辺には、季節を問わず、連日連夜、赤い服(シャツでもスカートでも)を何枚も重ね着して街中を徘徊している、ちょっと変わったおじさん(職業不明・60〜70代くらい)がいるのですが、このおじさんはかなりの有名人で、近隣に住んでいる人はもちろん、わりと離れた所に住んでいる人たちもその存在を知っていたりします。
僕の場合の一例を挙げると、ほとんど初対面だった職場の人と、そのおじさんのことで盛り上がって仲良くなったことがあります。
「あれ、それじゃけっこう近所じゃないですか。俺の家すぐそこですよ」
「そうなんですか? あっ、じゃあ、もしかして、あの人知ってます? なんか、いっつも赤い服着てて──」
「ああ! あの赤い変なおじさんでしょう? 知ってますよー」
「やっぱり!? うわー、有名なんだー」
といった具合。
そんなわけで、僕の周囲ではその謎のおじさんのことを「赤いおっさん」とか「傾き者(かぶきもの)」とか「傾き者の王様」とか、そんなふうに呼んで数年も前から親しんでいたのです。

それが、おそらくカップルの言う「レッドマン」と同一人物。
僕はドキドキしながら、二人の会話に耳を傾けました。

「ちょーマジやばいんだけど、レッドマン」
「ぜったい浮浪者だよねー」

なるほど、レッドマンとはなかなか新鮮な響きです。
言い得て妙、とはこのことでしょう。
確かに、赤いおっさんの見た目はヤバイ以外の何者でもありませんし、
(基本スカート。白髪。禿げ)
(赤い服をたくさん着すぎてダルマみたいになっている)
(一年通して同じ服)
(何をしている人か一切不明)
終始無言でのっそりと移動している、その一目見たら忘れられないインパクト。
それがたまにどころか、けっこうな頻度で見かけるのですから、いかに無害な存在とはいえ、若者たちが不安な気持ちになるのもわからないではありません。
けれど、カップルの二人がだんだんと、赤いおっさんのことを社会のゴミのように言うのを聞いているうち、僕は次第に苛立ちを覚えている自分に気がつきました。
もちろん、カップルの気持ちだって理解できるのですが……
それでも最後にははっきりと怒りを感じて、
「お前たちにあのおっさんの何がわかる!」
と文句のひとつも言ってやりたい気持ちになりました。

特に、

「やっぱりこのあたりに住んでんのかなー」
「住んでないよー、公園とかで寝てるんじゃないのー」

これがいけなかった。
僕はこの愚かなカップルに言ってやりたい。

お前たちは間違ってる。
赤いおっさんはそんなんじゃない。
赤いおっさんは野宿なんかしない。
赤いおっさんはちゃんとマンションに住んでいるんだ。
俺のマンション(賃貸)の上階に!

いや、マジで。
朝挨拶とかしたことあるし。
おっさん、何か色々拾ってきてマンションの玄関先にため込んでます。
地球儀とかゴミとか。

うーん。大丈夫なのかなぁ、このマンション……。
comments(2)
i think that You should hold your x key in default but if it doesn’t work Press esc key and then go to game options then change your fire and and run option? key to any key you want
| Preston | 2014/07/05 10:13 PM |
Hey, I’ve decided to start a parablog right here. What’s a parablog? It’s a parasitical blog living within someone else’s blog. So, anyway, do you ever think about Grape Nuts? I mean, no grapes, no nuts, what’s the deal? And how come they call it taking someone out? When I go out with my girlfriend, we’re IN ? in a restaurant, in a movie theater, whatever. IN, not out. I’d say I was taking her in, but then she sounds like she’s a pair of pants! Thank you, goodnight!
| tiffany uk sale | 2014/11/13 5:03 AM |










このページの先頭へ