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2014/11/8 更新してないねぇー ねたはあるんだけどね
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自販機の品格
この際パンでもジュースでもタバコでもかまわないが、
自動販売機という自動販売機を全部UFOキャッチャーにしてみたらどうか?

こいつは大変なことになるぞ。
暴動が起こるかもしれない。
なにせ昼飯にパンを買おうとして金を入れたら、無駄に楽しげな音楽と共に手前のアームが動き出して、それがそれまでただのディスプレイだと思っていたパンの山に突っ込むのだ。
「え、え、え? 何これ、ちょっと?」
とか戸惑っているうちに握力の足りないアームはパンを取りこぼして、
「えー、うそー、マジかよー」ってなる。絶対なる。
そんですかさず二回目が始まって、
「お、ラッキー」とか、ちょっと思うけど、やっぱり握力が弱すぎて取りこぼす。
そこで「なんだよもー」と腹を立てるだけで済むならまだ良いが、もし万が一、上手い具合にアームが引っかかってパンを掴むことができたとしても、そのパンが食べたいパンであるとは限らないのだ!
腹に溜まる総菜パンが食べたかったのに、甘い菓子パンしか取れなかったら、それこそ行き場を失った怒りが何処に向かうかわからないぞ。
食べ物の恨みは恐ろしいのだ。
平穏なはずの昼休みは、たちまち殺伐とした、血で血を洗う骨肉の争いとなる。
総菜パン欲しさに窃盗や強盗も多発する。
食いたい物が食えなくてイライラするから、屋上でやるキャッチボールとかバレーボールとか、もうなんか八つ当たりみたいになって、本気勝負だからとてもキャッキャしていられない。
もちろん仕事にだって影響する。
電車の切符を買うときなんか、ショベルカーのスコップみたいなアームで大量の切符をすくい上げるわけだけど、もちろん、その中に自分の目的とする駅が含まれているとは限らない。
一回百円くらいで、『東京→仙台』の切符とかが手に入るのはラッキーだけど、やっぱり一番多く掴まされるのは一区間分130円くらいのやつなのだ。
仕方ないから手に入れた大量の切符を駆使して、どうにか目的地を目指そうと奮闘する。
最悪なのはそういう自販機の中でも商品が黒いカプセルに入ってるタイプで、こんなのもう何の自販機なのかすらわからないが、広告には「???」とか書いてあって、興味だけはそそられる。
もちろん一部の自販機にはアタリ制度もついていて、当たると有無を言わさず、10秒以内に再度UFOキャッチを強要される。基本的にお釣りは出てこない設計だから、500円玉を入れたら5回分キャッチしないといけない。
そういう世の中になると、生活の端々でストレスを溜め込むことになる。
ストレスは人間性を歪めて、治安が乱れる。
悪い人間も現れて、自販機をガタガタ揺らして強引に商品を穴に落とし込もうとするくらいならまだしも、取り出し口に手を突っ込んだまま抜けなくなっているような憐れな輩も後を絶たない。
頭のいい人間は、正規の自販機よりちょっとだけ握力の強い違法な自販機を作って流通させ、そういう違法自販機ばかりを取り扱う悪徳な業者も登場する。
金持ちの悪い連中は金に糸目を付けず、違法な自販機を自宅に設置して、もう取り放題というわけである。
そうとは知らない貧乏人は、正規の、握力の弱い自販機に金をつぎ込み続けて、一攫千金の夢を見る。
社会は卑屈な人間と傲慢な人間とだけに二分され、両者は対立し、憎み、罵り、誹り、蔑み合い、闘争して、そうして人類は滅亡する。

自販機をUFOキャッチャーにするのは、断固反対しなくてはならないと思った。
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新作レビュー  いっき
「いっき」
サンソフト 1985年11月27日発売 4,900円

サンソフトから、待望のファミコンソフトが発売された。
その名も「いっき」。江戸時代の百姓一揆をモチーフにしたアクションゲームだ。
さっそく、このゲームのレビューを書いていこう。

◎ストーリー
農民が圧政に耐えかね、たった1人(協力プレイ時は2人)で百姓一揆を起こすというのが
本作の根幹ストーリー。
その世界観の独創性が、江戸マニアや一揆フェチにはたまらない。
いつかは一揆に参加してみたかったユーザーや、ひとりで一揆を起こしてみたらどうなるのかと
考えていたユーザーの心をぐっと掴んでくれるだろう。

しかし、単純な一揆ゲームと思ってプレイすると、良い意味で大きく期待を裏切られることに
なるはずだ。
主人公は一揆の目的を見失い、ステージに落ちている小判を集めて大喜びするし、
幕府側は、プレイヤー側である農民を殲滅する為に大量の忍者を動員してくるのである。
これによって一筋縄ではいかない一揆の模様が展開される事になるのは間違いなく、
ファミコンゲームならではのオリジナルストーリーを味わうことができて、
非常にやりがいのある作品になっている点は評価すべきポイントだ。


◎ゲーム性
ステージクリア型のアクションゲーム。
主人公のアクションは移動と攻撃の二種類。非常にシンプルであり、
説明書を読まなくてもある程度直感でプレイすることが可能な点は好感が持てる。
これらのアクションを駆使して主人公を操り、地面に落ちている小判を全部集めるか、
時々ふらりと現れる殿様に触るとステージクリアとなる。
クリア方法が複数存在するという斬新なシステムに加え、
ステージは全部で4種類もあり、やり込んだプレーヤーでも飽きが来ない構成だ。

このゲームは非常に画期的な多方向スクロール方式を採用しており、
縦か横の一方向にしか進めない従来のアクションゲームとは一線を画している。
初めて遊ぶプレーヤーは、そのステージの広大さに戸惑ってしまうかも知れないが、
落ち着いてプレイすれば、すぐに慣れることが可能だ。

武器は鎌。振り回すのではなく、投げて攻撃するための武器だ。
これで立ち塞がる敵をなぎ倒して進んでいく。
この鎌が優れモノで、攻撃ボタンを押すことで、ユーザーが狙いを定めなくても
自動的に敵に向かって飛んでいくシステムになっており、初心者でも操作しやすいのが特徴。
さらに、ステージに落ちている竹やりを拾って装備することで、目の前の敵をどんどん
倒していくことができて非常に痛快だ。

そのほかにも、ステージに落ちているアイテムを拾うことで、さまざまなパワーアップが可能。
ひとつは葉っぱ(分身できる)。一定時間無敵になるという、非常に使い勝手の良いアイテムだ。
もうひとつは大根(スピードアップ)。Bダッシュがなくて嘆いていたプレイヤーには朗報だろう。
これらの多彩なアイテムのおかげで、ゲームが単調にならずに、常に緊張感のあるプレイが楽しめる。

◎キャラクター
本作は二人で協力プレイすることが可能であるが、
主人公の二人には、明確なキャラクターの差が存在するのは特筆すべき点だ。
一人目は「ごんべ」、二人目は「たご」という名前がつけられており、
服の色で見分けることが可能。
能力面での違いはなく、これは2人のプレーヤーがコントローラを入れ替えた場合でも
スムーズにプレイができるよう、配慮されたものと思われる。

敵キャラの種類も多彩で、忍者、赤忍者を筆頭に、背景に溶け込んだ鉄砲隊、
さらに主人公に取り憑いて離れない幽霊やおばちゃんの存在が、
ゲームを大いに盛り上げてくれる。
この登場キャラの多さからも、「飽きさせない」「長く遊ぶ」という本作のコンセプトが伺える。


◎グラフィック
グラフィックは非常に秀逸。
ファミコンのグラフィック性能を限界まで引き出した、見事な仕上がりになっている。
特に主人公に関しては、ちょんまげや猫背、ぽっかりと開いた口が見事に表現されていて、
コアな農民マニアでも思わず唸ってしまうほどの美麗さを誇る。

小判やパワーアップアイテムなども、一目見てそれとわかるほどに繊細に書き込まれていて○(マル)。
グラフィックの判り辛さでストレスが溜まるゲームとは異なり、
プレイしていて不快感を一切を感じさせない良好なグラフィック。
これは賞賛に値すべき点だ。


◎サウンド
ステージのBGMは1種類。
そのサウンドも、他のゲームに比べると音数が少なく、少々深みが足りない。
また、曲が短いため、すぐにループしてしまい、やや単調に感じられる。
このため、正直物足りないと感じるプレイヤーもいるかもしれない。
しかし、サウンドがシンプルであるおかげで、プレイヤーはより一揆に集中できるのも事実。
賛否両論あるところだが、個人的には開発者の英断に喝采を送りたい。
さらにゲームオーバー時のサウンドは、たった一音で、かつ2秒ほどという大胆さ。
死の無常さが否応無しに伝わるからこそ、百姓一揆の奥深さが味わえるのだ。



◎総合評価
今までのゲームでは考えられなかった、百姓一揆をモチーフにした点が秀逸。
また、二人同時協力プレイながらも、お互いの武器では死なないという利便性は、
兄弟や友達同士でもけんかせずに進めていくことが出来て、非常にユーザビリティが高い。
これらの要素に加えて、さらに多方向スクロールが可能であるなど、
従来のアクションゲームの常識を覆す本作のゲームシステムは、
今後発売されるゲームに大きく影響を及ぼしていく事は間違いない。

4面が終わると1面に戻るステージ構成でありエンディングが存在しない為、
「クリアしたら中古ショップへ売りに行く」ユーザの抑止になるし、
さらに途中に存在するボーナスステージがプレイヤーを飽きさせない。
これらの事から、飽きずに長く遊べる、非常にコストパフォーマンスの高い作品に仕上がっている。

ただ残念なのは、タイトルが「いっき」であるにもかかわらず自機が3機もある点。
なぜ1機ではないのだろうか。不可解でならない。
おそらく本作の高い難易度を考慮した結果だろうが、
いっきなのに3機という不自然さを、どうしても拭いきれなかったのは事実。
個人的には1機にしてほしかったところだが、これは次回作で改善される事を切に望みたい。
このマイナスポイントを差し引いて、総合評価は星3つとした。

レビュー結果(☆5つで満点)
ストーリー  ☆☆☆☆
ゲーム性   ☆☆☆
キャラクター ☆☆
グラフィック ☆☆☆
サウンド   ☆
総合評価   ☆☆☆
comments(3)
マイ・フェイバリット・キャラクターランキング2009
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男性篇

1位    チュン・ウー・チェン(銀河英雄伝説)
所属・階級 自由惑星同盟・大将
得意技   パンあたため
列伝    自由惑星同盟末期の同盟軍宇宙艦隊総参謀長として共和制の為に生命を捧げた

ルックス ☆☆
パワー  ☆
ガッツ  ☆☆☆☆
運    ☆☆☆
知力   ☆☆☆☆☆
カリスマ ☆☆

なんか2年に1回くらい観てしまうアニメ、銀河英雄伝説に登場するキャラ。
また最近観て惚れ直した。いきなり初登場で1位を取るほど気に入った。
およそ軍人とは思えない風貌ながら、頭脳の切れ味は当時の同盟軍の中でも
最高レベル。彼の知略が無ければヤンとその艦隊も華々しい活躍を見せることは
叶わなかったであろう。
大将まで上り詰めることができたのは、所属する同盟軍の滅亡寸前という危機的状況の
なせるわざだが、それゆえ早々と戦死してしまうという運命は、運が良いのか悪いのか。


2位    パパス(ドラゴンクエスト5)
所属・階級 グランバニア・王様
得意技   ぬわーーーっ!!
列伝    国王でありながら、魔物にさらわれてしまった愛する妻を探す事に生命を懸けた

ルックス ☆☆☆☆
パワー  ☆☆☆☆☆
ガッツ  ☆☆☆☆
運    ☆
知力   ☆☆☆
カリスマ ☆☆☆☆☆

なんか2年に1回くらいやってしまうゲーム、ドラクエ5に登場するキャラ。
いいキャラだよねぇ。泣ける。
王様なんだからもっといい装備しろよと言いたい。
リメイク版では、クリア後に生き返ったりするかも?なんて思ってたけどね。
(3のオルテガとか4のロザリーで前科あるし)


3位    ルイージ・マリオ(スーパーマリオブラザーズ)
所属・階級 任天堂・緑
得意技   Bダッシュ・ジャンプ
列伝1   ピーチ姫を何度も救出した

ルックス ☆☆
パワー  ☆☆☆
ガッツ  ☆☆☆☆
運    ☆
知力   ☆☆☆
カリスマ ☆☆

私は少年のころから緑色が好きだった。
スーパーマリオをプレイするときは赤い人を全滅させてから
緑のルイージでプレイ開始してたし、
インスタント食品といえば赤いきつねより緑のたぬきだし、
信号は緑じゃないと渡らないし。
緑最高!
そんなわけでルイージが大好きだ。
RPGの主人公の名前は必ずルイージだ。


4位    全(三国志)
所属・階級 呉・右大司馬
得意技   山越討伐
列伝1   山越討伐で功績を残す

ルックス ☆☆☆
パワー  ☆☆☆
ガッツ  ☆☆☆
運    ☆☆☆
知力   ☆☆☆
カリスマ ☆☆☆

文字化け勘弁。三国志に登場する全ソウである。ソウの字は王へんに宗。
武力・知力他すべての能力が70〜80前後という、
呉によくいるタイプの万能(器用貧乏)キャラ。
同じタイプの万能軍団である朱恒、丁奉、除盛なども大好きだ。
朱恒と全がツートップで戦う、石亭の戦いが萌え萌えなのだ。


5位    多村仁志(プロ野球)
所属・階級 ソフトバンクホークス・外野手
得意技   試合欠場
列伝1   怪我しすぎ

ルックス ☆☆☆☆
パワー  ☆☆☆☆
ガッツ  
運    
知力   ☆
カリスマ ☆☆☆☆

おなじみスペランカー多村、今年は名前を変えて一発奮起。
そのかいあってか、彼の所属するソフトバンク・ホークスは、
今年も好成績を残し、見事、優勝を賭けたプレーオフに進出決定。
だがしかし、プレーオフ直前にソフトバンクの秋山監督が
「プレーオフのキーマンは多村!」
などと言ってしまったものだから、
多村、期待に応えて・・・腰に違和感を訴えて欠場!
さすがすぎるぜ多村先生!
なんだよ違和感て!
便利な言葉だな違和感!
ソフトバンク・ホークス、プレーオフ一回戦で敗退。


6位:山田太郎(ドカベン/キャッチャー)
今年、初めてドカベン(高校編)を読んだ。
夫婦でハマッた。
何だこの面白いキャラは。
これほどうまく面白さが説明できない人物も珍しい。
目あけなさいよ。

7位:ムウ(聖闘士星矢/黄金聖闘士)
最近ハーデス十二宮編のDVDを観た。
やっぱゴールドセイントっていつになっても色あせないな。
声優戻せるだけ戻して、もう一回冥界編やってくれないもんかね。
野蛮な、というか戦闘モノの漫画はあまり好きではないのだけど、
この作品だけはなぜか例外で好きなんだよな。

8位:嬉野雅道(水曜どうでしょう/カメラマン兼ディレクター)
いや、一般人なんですけどね。
水曜どうでしょうの面々は全員面白いんだけど、
たまにポツンと彼の口から発せられる一言が
特にすばらしくおもしろい。同士多数と思われる。
余談だけど、こないだ名古屋行ったついでに
藤村Dの実家の喫茶店に行った。
かあちゃんおいしかったよ!

9位:滝本晃司(たま/ベース)
こないだ、たまのCDが一部再販されたので、
彼が運営してる通販サイトで申し込んだら、
手違いで発送が遅れてしまったらしく、お詫びのしるしとして
直筆のサインつきカレンダー(8月だけ)をもらった。
いかしすぎ。

10位:野比のび助(どらえもん/会社員)
唯一無二の神漫画家・藤子F不二雄大先生様が放つ代表的キャラ。
パパは本当にいいキャラしてるよ。ドラちゃんの道具の
実験台に使われて、使い捨てられる話が最高にいい。
余談ながら、藤子F不二夫大全集が今年いよいよ刊行開始した。
今まで単行本未収録だった作品まで全部収録されている。
ついに伝説の『クルパーでんぱ』を読むことが出来た。
大爆笑。
ドラえもんは聖書。



女性篇

(殿堂入り・・・音無響子(めぞん一刻))

1位    デボラ様(DS版ドラゴンクエスト5)
所属・階級 グランバニア・王妃
得意技   かいしんのいちげき
列伝    後に王様になる男を小魚呼ばわりした

ルックス ☆☆☆☆☆
パワー  ☆☆☆☆
ガッツ  ☆☆☆☆
運    ☆☆☆
知力   ☆☆
カリスマ ☆☆☆☆

デボラ様こそドラクエ5の正史。
やっぱ堀井雄二はすごい人だな、と思った。
昨今のステレオタイプなツンデレ共(よく知らないけど)よ。
お前ら少しは見習ったほうがいい。
セリフや態度の節々に"デレ"が見え隠れするようでは、
そんなものはツンデレでもなんでもないわけ。
デボラ様の場合は、主人公への好意が1ミリも感じられない冷徹かつ辛辣なセリフしか
絶対に言わないわけだが、その吹雪の如き言い回しから、
いかに愛情のかけらを捻出し、好意的に受け取ることができるかと言う、
何を言っているんだ俺は。
魔人の金槌を軽々振り回して会心の一撃を連発するパワーは物凄いの一言。
お前はシティーハンターの香か。


2位    アーシェ殿下(ファイナルファンタジー12)
所属・階級 ダルマスカ王国・国王
得意技   北斗骨砕斬聖光爆裂斬天鼓雷音稲妻斬
列伝    復讐の鬼

ルックス ☆☆☆☆☆
パワー  ☆☆☆☆☆
ガッツ  ☆☆☆☆☆
運    ☆☆
知力   ☆
カリスマ ☆☆☆

主役級美形キャラには珍しい、猪突猛進タイプ。
女性ランキングなのに近距離パワー型がワンツーフィニッシュという珍しい結果。
デボラ様に代表されるDQと違い、FFの女性キャラは総じてメンタルが弱い。
物語の前半と後半でキャラが変わってしまう軟弱者ばかり(成長しているとも言えるが)。
これが1位と2位の差となる。
あやうく彼女の存在を忘れてしまいそうになったため、最近またFF12をやり直した。
自分の背丈よりもはるかに大きい矛を軽々と扱うパワーは物凄いの一言。
お前は関羽か。
でも実際は両手棒による攻撃モーションがお気に入り。


3位    ロクサーヌさん(ドラゴンクエスト9)
所属・階級 リッカの宿屋・販売員
得意技   スパイ活動
列伝    欲しい物を売ってくれない

ルックス ☆☆☆☆
パワー  ☆☆☆
ガッツ  ☆☆
運    ☆☆
知力   ☆☆
カリスマ ☆☆☆

ドラクエ9の主人公の根城である宿屋で、
WiFi通信を使ったアイテムショップの販売員をしているお姉さん。
ドラクエ9の登場人物で唯一2D全身グラフィックが存在していて、
これが緑ベースの服で非常によろしい。
彼女と一緒に旅ができたら・・・と期待を抱かせてくれたが、
まさか本当に仲間にできるとはおもわなかった。
でも連れて歩くときのグラフィックが残念極まりないので3位止まり。


4位    裕木奈江
所属・階級 女優・ハリウッド級
得意技   演技
列伝    ハリウッド映画多数出演

ルックス ☆☆☆☆☆
パワー  ☆
ガッツ  ☆☆☆
運    ☆☆
知力   ☆☆☆
カリスマ ☆☆☆

ああ。裕木奈江も歳をとってしまうのだな・・・。
いかに彼女といえど、年齢には勝てないのか。彼女だけ時が止まればいいのに。
なぜか年に一回程度、彼女の話題がYahooトップページのトピックスに出てくるね。
今やハリウッド女優。演技がうますぎるから日本で成功しなかったんだよ。
ちなみに彼女を初めて知ったきっかけは、
昔よく読んでたファミコン通信の表紙にいたから。
おかげでファイアーエムブレムという凶悪なゲームにハマってしまうことになった。


5位    YOU(タレント)
所属・階級 FAIRCHILD・ボーカル
得意技   毒舌?
列伝    初代バラドルとして活躍して、ごっつで出世した

ルックス ☆☆
パワー  ☆
ガッツ  ☆☆☆
運    ☆☆☆☆
知力   ☆☆☆
カリスマ ☆☆☆

まあ待て。
話を最後まで聞きなさい。
裕木奈江の項で書いたように、時の流れは残酷だと感じる時もあるけれど、
いいことだってある。
そのひとつが、インターネットの成熟により登場したYoutubeやニコニコ動画の
おかげで、若かりし頃(FAIRCHILD時代)のYOUの姿を見ることが出来るようになった事だ。
すげぇかわいい、とまではいかないが、それなりのルックスと、
酒にやられてない、聞いてて気持ちの良い声。かぶりものやコスプレが楽しいPV。
いいバンドだったんだよFAIRCHILDは。
そういう意味では、YOU単体というより、FAIRCHILDが好きだったと言えるから、
YOUがこのランキングに載るのは少し違うのかもしれないけど。

6位:常識力トレーニングDSの先生(大人の常識力トレーニングDS)
勝手に名前付けて綾子姉さんと呼んでいる。
かまいたちの夜とかに出演してくれたら面白いのに。
常識力ブームが去った今でも、週に一度は逢いに行ってます。
そろそろ心を開いてくれるはず。

7位:堀北真希(女優)
ドコモのCMによく出てくる人。
最近、ようやく顔と名前が一致するようになった。遅すぎ。
いじめられっこキャラっぽい顔してない?そんな事ない?
いやーそれにしても、最近よくテレビを観るようになった。
歳のせいかね。

8位:猪熊柔(YAWARA! / 柔道家)
柔道が死ぬほど大嫌いだってのに一度も勝負に負けたことが無いという
奇跡の柔道家。
意外といないぞ。こんなスポーツマンガの主人公は。
頭髪意外の顔の絵柄は、その後の浦沢漫画に出てくるヒロインと
同じパーツの構成。わかりやすくて良い。

9位:佐倉魔美(エスパー魔美)
唯一無二の神漫画家・藤子F不二雄大先生様渾身の作品、
エスパー魔美の主人公。
毎回惜しげもなくオールヌードを披露しまくってくれるので好評価。
あの変な髪形は寝ぐせ?
料理の腕前がジャイアン並みというのが素晴らしい。
作品としては、やや青年向けの内容のためか、
ドラえもんやオバQなどと違った深い味わいがある内容に仕上がっている。
ギャグ漫画ではないけど、随所に笑える仕掛けがあって面白い。

10位:カチュア(FE暗黒竜&紋章)
初期ファイアーエムブレムのキャラ。ペガサスナイト三姉妹の次女。
DSリメイク版のCGがクリティカル残念。
誰が何の為にあんなCGを採用したのか、理解しかねること山の如し。
三姉妹っていい響きだなぁ。





その他の生物篇

1位   コロ助(キテレツ大百科)
所属   木手家
得意技  武士道
列伝   いろいろあるけど、特に無し

ルックス ☆☆
パワー  ☆☆
ガッツ  ☆☆☆☆
運    ☆☆☆
知力   ☆☆
カリスマ ☆☆☆

コロ助がまさかの初登場1位。
前述の藤子F不二雄大全集に収録されているキテレツ大百科を読んで、
かなり爆笑した。
いやーいいキャラしてるよ。
当たり前だけど、アニメ版より漫画版のほうが断然面白い。
と言うか、漫画版じゃないと面白くない。しょうがないけどね。
F大先生様独特の間、擬音、セリフの言い回し、表情の描写…。
すべてが凄すぎる。
今後大全集で新オバQが発売されたら、このランキング首位争いも
激化することだろう。


2位   レミング(レミングス)
所属   北欧?
得意技  集団自殺
列伝   悪いイタチから逃げた

ルックス ☆☆
パワー  ☆
ガッツ  ☆☆☆☆☆
運    ☆
知力   ☆
カリスマ ☆☆

有野課長が24時間生挑戦したおかげで、にわかに脚光を浴びている神ゲー、
レミングスのキャラ。
あまりに好きすぎて、本ランキングではそろそろ殿堂入りかと思われたが、
ここへきてコロ助に足元をすくわれることになってしまった。
それでも、そこに出口がある限り、
彼らは今日もジェネレータから出現し続けるだろう。


3位   ドラえもん(ドラえもん)
所属   野比家
得意技  地球はかいばくだん
列伝   ありすぎて、なにから書けばよいやら

ルックス ☆☆
パワー  ☆☆☆☆
ガッツ  ☆☆☆
運    ☆☆
知力   ☆☆☆☆
カリスマ ☆☆☆☆

以前はミニドラがランクインしていたが、
やはり件の大全集のおかげで、彼が急上昇。
正座したり胡坐かいたり炬燵にもぐったり片肘ついて寝っ転がったり、
和風なたたずまいをこよなく愛するネコ型ロボット。
初期〜中期の暴走ぶりもたまらない。
アニメではなく漫画を読みなさい。
そこには感動や涙、啓蒙などという白けた思想などない。
あるのは爆笑のみ。あらゆる能書きが一切無効化される至高の読後感。


4位   ホイミスライム(ドラゴンクエストシリーズ)
所属   アリアハン東 他
得意技  ホイミ
列伝   人間になった個体の報告例あり

ルックス ☆☆☆☆
パワー  ☆
ガッツ  ☆
運    ☆☆
知力   ☆☆☆
カリスマ ☆☆

ご存知ドラクエに出てくるマスコット的存在。
本ランキングの常連。
ペットにしたい生物ナンバー1である。(人間になってしまったら捨てるけど)
べホイミスライム、ベホマスライム、スライムベホマズン、スライムつむり等
回復ができる奴らが大好きだ。
攻撃など二の次!レッツ回復!
スライムナイトはナイト部分が不要だけど、スライム部分は緑色だから、まあ好き。
メタル系は嫌いじゃないが、つい倒したくなるからいけない。
キングスライムは嫌い。王様ぶってるから。
しびれくらげも嫌い。しびれるから。
スライムとスライムベスも嫌い。弱いから。
ぶちスライムも嫌い。単色じゃないから。
その他のスライムも嫌い。思い出せないから。



5位   U子(オバケのQ太郎)
所属   よっちゃんの家
得意技  一本背負い
列伝   オバケ

ルックス ☆
パワー  ☆☆☆☆☆
ガッツ  ☆☆☆☆
運    ☆☆☆
知力   ☆
カリスマ ☆☆

意外と珍しい藤子不二雄共著のひとつ、オバケのQ太郎に登場する、
Qちゃんのガールフレンド。
無表情でQちゃんを投げ飛ばし、掃除洗濯炊事を強要し、
自分は柔道のトレーニングに余念が無いという、強烈なインパクトを誇るオバケ。
「太っている」が禁句で、コレを言ってしまった相手は、
瞬時にボッコボコにされてしまう。
おっかねぇ。


6位:どせいさん(マザーシリーズ)
最近マザーはご無沙汰なので、少々ランク落ちした。
伝説の一頭身キャラ。
糸井さんもすげぇ人だよなあ。
もう続編は出ないだろうけど、出ることを楽しみにして生きていこう。
これからのぼくは。

7位:onちゃん(水曜どうでしょう)
北海道テレビのマスコットキャラ。
当然ながら、中の人は安田さんでなければならない。
水曜どうでしょう…まったく大した番組だ。
DVDの釣りバカわかさぎ釣り編、早くでないかな。

8位:ボンバーキング(ボンバーキング)
以前は男性篇にエントリーしていたが、
生身の人間ではないのでこちらに分類することにした。
キング界の覇権を争うファミコンキャラの雄。
射程1m前後の、おもちゃの空気銃みたいなヘロヘロの武器以外何も持たずに
単身敵地へ乗り込むガッツの高さが秀逸。
爆弾くらい持って行けと言いたい。

9位:ウィーボ(Wii Fit)
Wii Fitに出てくる案内役。
あの堅そうなWiiボードを擬人化したキャラのわりに、
妙にぐにゃぐにゃ動く、愛らしい奴。
たまに高圧的な態度を取るため、腹立たしいときもある。

10位:サマーサスピション(種馬)
日本から産駒がいなくなって久しい。
ニュージーランドだかに輸出されたはずだが、
元気でやってるだろうか。
全弟のローゼンカバリーもそうだったけど、
ノーザン×サンデーの種牡馬は成功しないのかな。
ダイワメジャーに期待がかかる。
comments(1)
濃艶の宝玉
八宝菜というのは、なかなか悩ましい食べ物である。

これを食べるとき、私の箸はついつい迷いに揺らいでしまう。
きらきらと艶のある餡に包まれたサヤエンドウの緑。
ぷりぷりとはち切れんばかりのエビの身の赤さと、優雅にたゆたう白菜の白。
ずっしりと構えた椎茸の黒。
その鮮やかな彩りに混じって、思わず歯ごたえの楽しさを想像してしまうタケノコの極めの細やかさ、高貴な婦人の召し物のごときキクラゲのなまめかしさ……。
本当に、見ているだけでも幸せになれる八宝菜だが、その頂点に君臨し、芸術的ともいえる食材の調和を保っている要は、たった一個のウズラの卵だ。
ウズラの卵。
この小さな宝石こそが、目下、私の頭を悩ませている。

ああ──。
いったい何故、八宝菜にはウズラの卵が一個しか入っていないのだろう。
ウズラの卵が一個しか入っていないばかりに、私はそれを口に運ぶのをためらってしまう。ためらってためらって、いつしかそれを貴重な宝物のように思い込んで、けっきょく最後にはウズラの卵だけが残ってしまうのだ。
色彩を失った餡の中に、ポツンと取り残されたウズラの卵。
取り巻きを失ってなお、頂点に君臨しているような気でいる裸の王様。

まったく、見るに堪えない。
ウズラの卵だけが残ったその皿の惨めさ、浅ましさといったら、まるきり玩具を独り占めしてニタニタほくそ笑んでいるガキ大将と同質のものだ。実に大人げない。貧乏くさくて、みっともなくて、情けなくなる。
食を楽しんでいただけの私が、どうしてそんな気分を味わわなくてはならないのか。それもこれも、八宝菜にウズラの卵が一個しか入っていないから……。

けれどもそれこそが八宝菜なのだ。一皿の八宝菜に無数のウズラの卵が乗っている状況を想像してみればよく分かる。
その皿の如何に下品であることか。

やはり、八宝菜にウズラの卵はひとつでいい。
それがもっとも美しいカタチだからだ。
問題はその一個のウズラの卵を、どのタイミングで食すかということ。
これが実に悩ましい。
最後まで残すのは大人げないといって、真っ先に食べてしまうのもいかがなものか。それでは何だか、ウズラの卵が好きで好きで堪らず、目にした途端に手を伸ばしてしまう、まったく我慢の利かない人のように思える。そうまで好きではない私としては、かなり不本意な思われようだ。
また一方、私見ではあるのだが、八宝菜がウズラの卵を失うということは、八宝菜が八宝菜でなくなることを意味している。オーストラリアからコアラが失われるようなもので、いずれ失われるものであっても、早々に手を下すのは惜しまれよう。
するとやはり最後まで残しておくべきなのか?

余談だが、好きなものを最後まで残しておくのは長男長女、先に食べてしまうのは弟妹という俗説を聞いたことがある。
弟や妹が好きなものを残しておくと、兄や姉に横取りされてしまうから、防御策として先に食べてしまうのだそうだ。
なるほど、一理ある。
ウズラの卵についても同じことが言えそうだ。
八宝菜の中のウズラの卵には、何故か不思議な魅力がある。強烈な存在感とでもいうのか、好き嫌いとは関係なく、ついつい有り難がって特別扱いしてしまう。
その理由は決して「一個しか入っていないから」というのではないだろう。もし仮にシイタケが一切れしか入っていない八宝菜があっても、そうとは気づかずに完食してしまう可能性が高いからだ。
このあたりにシイタケとウズラの卵との格の違いが垣間見られる。
ふと思ったのだが、「ウズラの卵よりシイタケの方が好き」という長男がいたら、どちらを最後まで残すだろう。
おそらくウズラの卵ではあるまいか。
ウズラの卵にはそれだけの魅力がある。
さして値の張るものでもないのに、「誰かに奪われてしまうのではないか」という危機感を弟たちに抱かせるのであれば、ウズラの卵とは大した代物だ。

それはさておき。
いったいいつ、ウズラの卵を食べるのが正しいのか。
現在、私は中庸の策をとっている。つまり、最初でも最後でもなく、程よいところでペロリと頂く。この方法ならば長男と見抜かれる心配もないし、弟と間違われるおそれもない。がっついてもいないし、女々しくもない。
ただこのとき重要なのは、「如何にさり気なく食べられるか」という点だ。
ウズラの卵を意識してわざわざ中頃に食べている、と勘づかれてしまっては逆にみっともない。
「やだ、あの人。ウズラの卵なんかに拘って、食べるタイミングを見計らっているわよ」などと噂されては赤面の極致だ。
さらにまた、この方法にはひとつ欠点がある。
最初に食べてしまう場合も同様だが、ウズラの卵を食べてしまった時点で、何となくその後の楽しみがなくなるのだ。いわば消化試合のようなもので、張り合いがない。ただ皿を空にするためだけに食べているような錯覚すら覚える。
これまで様々なタイミングでウズラの卵を食べてみたが、この問題だけはどうにもならなかった。打開策は最後まで残すという方法だけで、結局一周して戻ってしまった格好である。

斯様に八宝菜は悩ましい。
もちろんこれはウズラの卵に限った話ではなくて、エビグラタンのエビであったり、ショートケーキのイチゴであったり、昔のジャンプのドラゴンボールであったりする。
突き詰めれば、楽しみを残しておくか、早々にむさぼるか、そういう問題なのだが、大人になると様々な計算が働いて、自由奔放に振る舞うことが難しくなるのである。

この問題は永劫、人々を悩ませるであろう。
悩める八宝菜よ、永遠なれ。

と以前の私は考えていた。
が、しかし。
昨今ついに思い至った。
この問題を解決するたったひとつの方法──。
世の中にはひとつだけ、まったく順番に拘らずに食べられる料理がある。

串焼きだ。串揚げでもいい。

これはもう、ウズラの卵だろうが豚肉だろうが鶏肉だろうが、ネギだろうがナスだろうがアスパラだろうが、問答無用に刺さっている。刺さっているから上から順に食べるしかない。
何という素晴らしい発想! まさにアイディア料理!
串焼きの剛直さ、猛々しさを思うと、八宝菜のウズラごときで悩ましくなっていた自分が情けなくなる。
きっと串焼きを考案した人も、私と同じように悩んだ末にようやく辿り着いた答えだったのであろう。これ以外にない、という並々ならぬ切実さが感じられる。

串揚げ万歳! 串焼き万歳!

故に世の中の料理はすべからく串をもって刺すべきである。
故にドラゴンボールは串をもって刺すべきである。

串刺し万歳! 串刺し万歳!

問題は、気を利かせて串を抜きたがる輩がいるのをどう処するかということだ。
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ワインドアップ アンド デッド!
俺様の激烈最強に強まっているはずのPCが突如壊れてしまった!
パーツごとに性能と価格を吟味し、熟慮に熟慮を重ね購入し組み上げた最強PCが死亡!
オーマイガッデム!
何たる事!

ある日PCを起動して鼻歌まじりで操作してたら突然フリーズ!
リセットしても起動しない!何度も電源入れてもダメ!
電源は入っている様子でファンも回っているのだが何も映らない!
ディスクも回っているようだがカリカリ言わない!!
チィッ!糞PCの野郎!何か映りやがれ!
さらに何度も電源ON/OFFの繰り返し!
パーツを最小構成にして電源ON/OFFの繰り返し!
そしたらPCから煙が出た!!!
それはもう凄い勢いでモクモクと!!
PC自作を始めて11年!!こんなの初めて!!


PC分解して見てみたらマザーボードのコイルが焼きついてやがる!
シット!
2007年に新調してからたった2年で終了かよ!
おのれおのれ!
PCに金掛けてられないから長持ちするパーツを選んで組んだと言うのに、なんと無様な!
おそらく元々の原因は電源ユニットの劣化の可能性が高いが、
いや、もしかしたらビデオカードだけが悪かったのかもしれないのだが、
今となってはどのパーツがやられているのか不明!
マザーボードが死んでしまっては他のパーツも道連れにしている可能性がある!
すなわち!
この壊れたPCを確実に直すには、パーツ一式の入れ替えが必要!!

こいつは困った!大困り!!
何が困るって、壊れたことももちろんだが、、、!!

「うるさいわね。何。どうしたの」

もう来た!!
嫁登場!思ったよりも早い登場!
彼女を説得して資金を調達しない事には始まらない!

「いや、あの、その・・・」
「うわっ臭!何この焦げた匂い」
「ええと、あの、PCがちょっと調子悪くて・・・」
「何。何この部屋。足の踏み場も無いじゃない。何パソコン分解して何してんの?」

説得のための作戦を考える前に嫁の何何攻撃!
確実に先手を奪い、こちらの行動の自由を制限する見事な攻撃手腕!!
もはや開き直る以外に手は残されていない!

「あはは。壊れちゃったみたい」
「あっそ。さっさと片付けてよね。じゃ録画した嵐の宿題くんの続き観るからもう騒がないように」

嫁退場!思いもよらぬ退場!!
待て待てちょっと待て!

「ち・・・ちょっと待って」
「何」
「見てのとおり、俺のPC壊れたのね」
「聞いた」
「直したいんだけど」
「直せば」
「いや、直すにはパーツ一式買い替えないといけなくて・・・」
「で?」
「俺の小遣いじゃ足りなくて・・・」
「いくらぐらいすんの」
「うーん。ざっと見積もって5〜6万」
「ハァ?」

出た!!
史上最強のハァ?が出た!!
日本語で言うと、「論外」という意味!!
わかりやすく言えば
「話になりません」
「ちゃんちゃらおかしいです」
「寝ぼけたことを言わないでください」!!
それらの三段攻撃が見事に詰まったハァ?を出されてしまった!!
俺様ピンチ!!

「何でそんなお金かかんの」
「何でと言われても、パソコンだし・・・」
「こないだ3万くらいで買ってたでしょ。何か小っさいノートパソコン」
「ああ、あれは、ネットブックと言って、性能を抑えて価格が安くなっ」
「あれ使っとけばいいじゃない。パソコンはパソコンでしょ。じゃ」

確かに買ったが、あれと比較されては困る!!
困るんダ!!
あれはあくまでサブ用途!!メインで使うにはパワー不足!!

「待って。待ってください」
「何」
「あの小さいPCだと画面が狭いし性能が低くて物足りないから、俺のやりたい事ができな」
「あんたの頭のほうがよっぽど性能低いでしょ。あれでじゅうぶんじゃない。何を足りない事があるの」
「・・・」
「だいたいノートパソコンが3万で買えるのに、なんで図体ばっかり大きいあんたのPCが5、6万もすんの」
「いやだからそれは」
「あーもうめんどくさいわね。じゃあ5万あげるから、足りなければあんたの小遣い足しなさいよ」

意外とあっさり交渉成立!
聡明な俺様にはわかる!
さっさと俺様との会話を終わらせて嵐の宿題くんを観たいんだ!さすが嵐!
まあしかし、これでほっと一安心!
しかし!

「それと、この5万は今年中に返してもらうから」
「えっどういう事」
「しばらく小遣い無しって事。そんなのもわかんないの?」
「そんな」
「何よ。文句言いたいのはこっち。ただでさえ家計厳しいのに、いきなり5万なんてバカにするにも程があるわ」
「で、でも・・・」
「2,3ヶ月何も買わなきゃいいだけじゃない。なんとかなるでしょ。あんたはやれば出来る子」
「げえっ」

こうしてなんとかPC復活!!
俺様の激烈最強に強まっているPC復活!!
さあこれからどうする俺様!!
しばらく小遣い無し!!
なのに嫁は今度発売される嵐のDVDを速攻予約!!年末の嵐のライブチケット入手!!
順風満帆な嵐ライフ!!

今すぐバブル景気になってくれんかね。
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涼秋の職人達
相変わらず仕事三昧の日々を過ごしている。
会社で過ごすうちの、昼休みの一時間というものはとても貴重な時間である。
俺は昼食後の約40分間は、惜しみなく昼寝のために消費するよう、普段から心がけている。
しかし、ある日の昼休み明け、事件が発生した。

「新人のF。Fはいるか」
「はーい。お呼びですかー?類二さん」
「いい返事だ。今、仕事忙しいか?」
「今私のチームが作ってるシステムは来月運用開始予定なんですよ。今は試験段階だからめっちゃ忙しいんですぅ」
「そうか。新人のわりに、もう一丁前に仕事をこなしていると見える。やはり後輩Kのチームに入れて正解だったようだ」
「研修のとき、類二さんが親身になって教えてくれたからですよぅ。とっても感謝してます」
「忙しいところ悪いが、一生のお願いだ。俺の悩みを聞いてくれ」
「きゃあきゃあ。憧れの類二さんが私に相談してくれるなんて。感激ですわ」
「うむ。さすがは俺の後輩」
「類二さんの悩みで私に解決できることなんてあるのかしら。どきどき。何でしょうか」
「よし、では単刀直入に言うぞ。メガネが壊れた」

「はあ。それが何か」
「どうにかしてくれ」
「私がですか」
「そうだ」
「なぜ私が」
「お前、メガネっ娘だろうが」
「やだー。メガネっ娘だなんて、恥ずかしいんでやめてください。私、もう10万22歳ですよぅ」
「お前はデーモン小暮閣下か。ともかく、なんとかならないか」
「メガネ屋さんに行ったらいいんじゃないですか」
「そうはいかん。後輩Fよ。俺の視力を知っているか」
「いえ、残念ながら」
「両目とも0.1前後だ。こんな俺がメガネ無し状態で街を歩いてメガネ屋に行けると思うか?」
「モノはためしですよ。何事も挑戦しなければ結果は生まれません」
「なかなかいい事を言うな。だがしかし、メガネ屋と間違えて牛丼屋に入ってしまったらどうする」
「迷わず大盛りと卵と味噌汁をテイクアウトするしかないですね」
「そうだろう。今日の昼飯で吉野家に行ってきたばかりだ。一日に二度も牛丼屋に行くような愚は避けねばならない」
「その理論で行くと、間違って不動産屋なんかに行ったらえらい事になりそうですね」
「そうだ。迷わずマンションを一棟テイクアウトせねばならなくなるだろう」
「おちおち外も歩けないというわけですか。困っちゃいましたね」
「その通り。家に帰ることすらままならぬ。だから何としても今ここでメガネを直さねば、俺に未来は無いのだ」
「家に帰ったところで、奥さんの尻に敷かれる未来が待っているだけじゃないですか」
「鋭いな。まさしくその通りだ。何一つ言い返せない」

「建設的な話に戻しましょう。どう壊れたんですか。類二さんのメガネ」
「いい質問だ。よく聞いてくれた。鼻に当てるところが取れてしまい、フレームがひしゃげている。レンズはかすり傷程度でなんとか無事だ。ほれ、この通り」
「うわー。これはまた見事な壊れっぷりですねぇ。引くわこれ」
「ん。何か言ったか」
「いえ。それにしてもこれ、誰かが踏みつけたとしか思えないですね」
「俺もその結論に達したところだ。犯人の見当は既についている」
「さすが名探偵類田一さんですね。犯人は誰ですか」
「いや、今犯人を糾弾したところで、メガネが直るものでもない。今、早急になすべき事は、メガネの修理だ」
「予備のメガネは持ってないんですか?」
「予備だと。そんなものは無い。日本男子たるもの、宵越しのメガネなんぞ持つわけにはいかんのだ」
「えっ。ぷぷっ。まさか類二さん、メガネひとつしかないんですか。やだ信じられない」
「なぜ笑う。現代の日本においてはメガネがひとつしかない事が嘲笑に値するとでも言うのか」
「だって最近はメガネすっごい安いし、かわいいフレームがあるとつい買っちゃうじゃないですかぁ」
「何と。昨今のメガネは衝動買いの対象なのか。知らなかった」
「だから、普通の人ならいくつもメガネがあって、その日の気分でつけかえたりするのが当たり前ですよ」
「俺は気分などでメガネを取り替えるような軟弱者ではない。ということにしておいてくれ」
「意味が全然分かりませんが、分かりました。ではどうしてもこれを直さないといけないんですね」
「そうだ。Fよ。特命だ。やってくれるか」
「わかりました。類二さんのために、喜んで直しまーす」

「どうだ。直ったか」
「はい。類二さん、私、仕事そっちのけで類二さんのためにメガネ直しました」
「よし。さすがは俺の後輩だ。今度類二菊花章なる勲章を授ける。どれ、見せてみろ」
「どうぞ。私の渾身の一撃の成果です」
「あっ。なんだこれ。さっきよりひどくなってるじゃないか。どういうことだ」
「決まってるじゃないですか。私が渾身の一撃を加えたからですよう」
「なぜだ。なぜこんな事をする」
「だいたい後輩かつ女の私に修理を依頼するなんて、よく考えたらパワハラ&セクハラのコンボ攻撃だなーと思っちゃいまして。てへ」
「満面の笑顔で言うな。お前が信頼に足る人物だと思ったから依頼しただけだ。セクハラパワハラなど、いいがかりもいいとこだ」
「ともかく、うまく直せないんで、こうなったら思い切って再起不能にしちゃおうかと」
「ひどい。これがなければ、俺の目は33のままだ。のび太状態だ。どうしてくれる」
「あっ類二さん。口まで3になってますよ。文句を言ってるときののび太にそっくりです。今日から類二さんの事、のび太って呼びますね」
「仮にも先輩だぞ俺は。人のメガネを壊しておいてよくそんな事が言えるな」
「だって元々壊れてたじゃないですか。ていうか、このメガネ壊した犯人って、のび太でしょう」
「のび太呼ばわりの上、呼び捨てか。それにしてもよく俺が犯人だとわかったな」
「おおかた、昼休みのときにメガネはずしてぐうぐう昼寝して、いつのまにかメガネが机から落ちてて、起きたときに誤って踏みつけたとか、そんなとこでしょう」
「その通りすぎてぐうの音も出ない。よくぞ見破った」
「ああ楽しかった。では私仕事に戻りますんでそれじゃ」
「なんて奴だ。叙勲は取り消しだ。こんな小娘に任せたのが失敗だった」

しかたなく、フレームからレンズを取り外し、棒をくっつけて手で持って、虫眼鏡の要領でレンズ越しの世界を見ながら帰宅した。
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いそがば
「おおお、おお、おまわりさん!たった大変だ大変だ!」

「どうかしましたか!落ち着いてください!」
「たたたたっいへ大変だよおおおまわまわさんりさん」
「大変なのはわかりました。お、落ち着いて、ゆっくり喋ってください」
「むむむこう向こう、変だ変大変でどどどどうしようどどドルッフ」
「ゆっくり、落ち落ちついて。あ慌てなないで、わた私にもわっわかるように」
「ひひひひっとひっっとゴロゴロゴロシェーーッッ」
「ななな何ですと人殺殺し!!く詳しく説明ししてくだっさい」
「ババッバータコタコポーイポーイショーーーッップププハァッ」
「ええっある店のまままんまん前でタバタバコをポイっ捨て??」
「ケケケンンンカカカッドカッバキッグシャッギャーーウヒョー」
「ポイ捨ってした人とテテテ店主が殴り合い合いのケンーカを!?」
「切れっ切れ切れっ切れナイフシャキーンのコレもんのコレもーんのコレコレドラえもーーん」
「ポポポイ捨ての人が逆ギレ?ナイーフ取り出して!?」
「ぐさって刺し刺し刺しギャーワーちちち血血ダラダラダダダイサンゲーンヤックマッハーン」
「ささ刺さされた店主が血だらけっけ!?そっそりゃーたた大変だらぁぁぁーー」
「どどどドドはやっくなななんとカッカシテシテテリュロッハラーーッッ」
「わわわわわわかりりょうかいーーんしたしたしまましたぃぃ」
「ブッフッッロイーーやらやらダーーー」
「いそいそおおしおげーーんババババッぬぉーーー」
「ぎゅえりんしゅゅゅしじいーークック」
「らっしょらっしぇー」
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人生の難問を解くために
必要なのは何よりもまず計画性だ。
闇雲に前進するばかりでは、後に待ち構えている複雑な局面に対処しきれないし、たとえ状況に応じた判断でその場をしのぐことができたとしても、行動が一々後手に回るから、どうしても受け身の姿勢になってしまう。
積極性を欠いた守勢は視野を狭め、目先の些事に拘泥する結果を生む。つまり、ミスを補うための無用の行動が増加し、これが更にミスの発生率を上げているにもかかわらず、ひたすらゼロに戻すための非建設的な行動が繰り返される。その間に打開策、予防策は講じられず、次第にミスのフォローばかりで手一杯となって、知らぬ間に当初の目的を見失う。
このような状況にあっては苛立ちが捨て鉢となり、最後には神頼みという無惨な結末にいたる。
障害物競走とは知らずに全速力で駆け出すようなものだ。とうてい満足のゆく成果は望めない。結果的に問題を解決できたとしても、それは単に運が良かったというだけの話で、実のところ「失ったものの方が大きかった」という場合の方が多いだろう。

臨機応変のつもりが実際は行き当たりばったりで、気がつけば袋小路に入り込んでいた、というパターンはことのほか多い。比較的難度の低い問題であればそれもまた一興と言えるが、高レベルの問題においては文字通り「命取り」になる。
無計画は時間やエネルギーを浪費するばかりでなく、せっかく訪れた起死回生のチャンスさえも無駄にしてしまう危険性があるのである。

故に、計画性は絶対に必要だ。
それも綿密なシミュレーションの上に組み立てられた、一分の隙もない緻密なプランである必要がある。
まず、全体像を把握し、解決への方向性を定める。問題の肝となる部分を正確に見抜き、絶対に外せない部分から逆算してそのほかの行動を決定してゆく。また、可能であれば、突発的な事態に備えて余力を残しておくことも必要だろう。
これは口で言うほど容易いことではないが、無計画に突き進むよりは遥かに成功率を引き上げてくれる。巧妙なくらいの問題であれば、完璧とはいわないまでも、それなりに満足のいく成果は得られるだろう。是非とも試して頂きたい。

しかし、真の難問、破壊的とされる問題について言えば、このプランを立てる段階から、すでに頓挫してしまうケースが多い。それが実情である。
いくら頭を捻っても、とうてい解ける気がしない。とりあえず計画は出来上がったものの、実行は困難、というより不可能に近い。あるいは、あと一歩まで来ているから、あとは運次第で……。
そのような場合は、無理な賭に出るべきではない。潔く破棄するべきだろう。想定の範囲内ですら解決できていないものを実際に解くことなど不可能であるし、運に左右されるようなプランはそもそもプランとは言えない。ならば実行に移したところで無計画と同じである。当然、満足の行く成果など得られるはずもない。
では、どうすればよいのか?

計画が立てられないほどの難問、あるいは運に頼った成功率の極めて低いプランしか組み立てられないような難問に立ち向かうためには、まったく別種の武器が必要となる。
それは「ひらめき」だ。
ひらめきというのは難局を打破する上で、最も強大な武器となる。これを得ることができれば、その問題はすでに解けたに等しい。もちろん、なくてもどうにかなる場合もあるが、これによって天地のひっくり返るような変化を体験された方は少なくないだろう。
地と図の入れ替わるトロンプ・ルイユ(だまし絵)。その秘められた謎を解き明かす魔法の力が「ひらめき」である。

とはいえ、通常、ひらめきを得るのには時間がかかる。いつかは誰にでも訪れる「ひらめき」だが、天啓を得たのは死の直前、ということだってあり得る。むろん、我々にそんな時間的余裕はないし、そもそも、ひとつのひらめきがそのまま正解になることなど実は稀なのだから、ひらめきは複数回起こらなくては用を為さない。自明のことだが、怠惰な芸術家でもない限り、インスピレーションをひたすら待つのは得策とは言えないのである。

では、待たずしてひらめきを得るにはどうすればよいのか?
答えは単純だ。
頭脳を叱咤して強引にひらめかせればよい。
そのためには、より多くの、幅広い知識を獲得するのは当然として、最も効率的なのは、消去法による可能性の削減である。

言うまでもなく、知識の獲得はひらめきを得る上で欠かせない要素だ。何がきっかけとなってひらめくか分からない以上、その問題とはまったく無関係の知識であっても、この獲得は有用である。ダ・ヴィンチが万能の天才であり得たのは、多方面にわたる知識によって、ひらめきの機会をより多く得ていたからではあるまいか。
一方、可能性の削減については少々の説明が必要だろう。
ここでいう可能性とは、問題を解く上で複数成立するプラン、つまり選択可能な道筋のことである。

複雑な問題──解法が複数あるように見える問題というのは、ほとんどの場合、小さな問題の集合体である。
細かな問題が入り組み、絡み合い、連係し、連続して、ひとつの巨大な難問を形成している。
これを解こうとする場合、ひとつの着想だけに拘るのは危険といえる。というのも、この手の難問は解法が複数あるように見えて、実際には「正解は一手しかない」というケースが多いからだ。そのくせ、ひとつひとつの問題は案外簡単に解けてしまうから、ついつい見通しが甘くなって、最初の着想に固執してしまう。
「これで行けるぞ」と思って進めていくと、かなりのところまで解けてしまうのだが、それを嘲笑うかのように最後の段階で手詰まり、となる。一度勝利を確信しているだけに、これは辛い。では、と思って別の方法を模索しても、結局上手くはいかないだろう。
何故といえば、そのようなケースでは根本的な考えが間違っている可能性が高い。
にもかかわらず、「あと少し」と思い込んでいるため、微調整で解決すると勘違いしてしまうのだ。
この時点で本当に必要な「ひらめき」からは程遠くなり、延々無駄骨を折ることになる。

そこで必要になるのが、可能性の削減だ。これにより、欲しい「ひらめき」を力ずくで呼び寄せることができる。
引き続き上記のケースを例に説明を続けよう。

ひとつひとつの問題は解ける。解法も複数用意できる。ならば、それぞれの解法を如何に組み合わせるか、それが巨大な難問を解く鍵となる。
「ここでこの方法を使えば、次はこうしなくてはならない。するとあれがこうなるから、ここをこうして──」
というように考えを詰めていくわけだが、無論、ここで組み合わせをひとつひとつ試していたのでは、迂遠すぎる。
ポイントは無理のあるプランや効率の悪いプラン、運に頼る要素の強いプランなどを軒並み削除してしまうことだ。これは厳しく、徹底的に行ってよい。
するとこういうことになるだろう。

「絶対に無理だ。解法はない!」

だが、それが正しい。
解法がひとつしかない問題に対して、そもそも間違った着想から始まっているのだから、そこから派生したアイディアなどすべて捨ててしまうべきなのだ。
一度すべてを否定する。
すると初めて、そこに「ひらめき」の余地が生じる。
可能性を狭めたことで「ここでは必ずこうしなければならない」「こうするしかない」という制限ができ、それによってこれまでとは違った発想が求められる。
こうなればしめたもので、目的とする「ひらめき」はすぐそこに来ていると言っていい。

条件や制限がつくと、人はつい苦境に陥ったような気分になりがちだが、それは大きな間違いだ。制限というのは選択肢を限定してくれる上に、それ自体がそのまま解決のヒントになっている場合が多い。特に正解がひとつしかないような問題、いわゆる詰め将棋的な問題では、その制限に着目することで比較的容易に必要な「ひらめき」を得ることができるのである。
このやり方はいわば、理詰めで強引にひらめきを得る手段であって、天才的なひらめきとは若干性質が異なる。些かスマートではないが、効果はあるので是非試して頂きたい。

さて、プランが完成すればあとは実行に移すのみである。
が、難問の難問たる所以は、その実行にこそ難がある、という点を忘れてはならない。
如何に完璧と思えるプランが用意できても、いざ行動に移してみると、思わぬところに落とし穴があったりする。単純な見落としもそうだが、見積もりの段階では隠れていた罠、こちらが行動することで初めて発動するタイプの仕掛けもあるから、それらの対処はその場その場の判断に委ねられる。問題を解く上では実に厄介な要素だ。
このような突発的事態を乗り越えるためには、戦力を温存しておくのはもとより、組み上げたプランを瞬時に破棄、変更できるだけの度量とフレキシブルな頭脳が必要となる。焦って冷静な判断ができないというなら、一度手を止めてじっくり考えを巡らせてみるのもいいだろう。時には不測の事態が、逆に有利な状況を招いていくれる場合もあるかもしれない。

ただし、発生したトラブルが致命的で、取り返しのつかない状況に陥っていたなら、そのときは潔くあきらめてプランの練り直しを図るべきである。下手な悪あがきは時間とエネルギーの浪費にしかならないし、万が一解決に至ったとしても、二度目には通用しないからだ。
もちろん、ここでいう「あきらめる」とは、その状況からの解決をあきらめる、という意味であって、解決自体をあきらめるのではない。むしろ次回に備えての調査、実験、演習等は欠くことのできない重要な作業であり、必ずや問題解決の近道となるだろう。その際には是非、計画性を敢えて無視した奇抜な行動をも試してほしい。それが思いがけず解決の糸口になることもあるだろうし、いっそのこと、最初の数回をまるまるそれに当ててしまってもよい。
いずれにせよ、たった一度の挑戦で解決できるような問題は難問とは言わない。
失敗から学ぶ、転んでもただでは起きない、そういう貪欲な精神が必要だ。

さあ、ここまでくれば、あともうひたすら繰り返し繰り返しトライするばかりである。たとえ仕事中であろうと食事中であろうと、四六時中その問題について考え、試し、極限にまでプランを錬磨する。そうするうち、知らぬ間に経験値が上がって、自身の技量も増していることだろう。

「ひとつの目的を達成するためには、千回同じことを繰り返しなさい」

これは作家の故・開高健の言葉だが、実に味わい深く、真を捉えている。
失敗をおそれるな。
やり直しの利かない問題などない。
失うのはせいぜい、時間と労力と、僅かばかりの小さな命だけである。

いかがだっただろうか。
まったく、何をわかりきったことを長々と──と、うるさく感じられた方もあるかもしれないが、ここまで読み進めて頂いた諸君には、すでに難問に対する心構えが身に付いている。
今後の人生に待ち受けているであろう簡単な問題は言うに及ばず、巧妙(tricky)な問題、困難(taxing)な問題、あるいは破壊的(mayhem)な問題ですら恐れるには値しない。
SPECIALと名の付く問題にはさすがに手を焼くだろうが、己を信じてまず第一歩を踏み出せば、必ずや栄光を手にすることができるだろう。それでは諸君。

レッツ、レミング!

健闘を祈る。




ゲームセンターCX24時間生放送、見ました。
有野の挑戦は「レミングス」
全部見るのに一週間かかった。
レミングスはたいへん素晴らしいゲームです。
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はなくそのひみつ。
職場のトイレにこんな張り紙があります。


『トイレはきれいに使いましょう。

        鼻糞の貼りつけ禁止』


この張り紙、今はすっかり馴染んでしまって見向きもしませんが、
以前はずいぶんと気になりました。
というのも、

「トイレはきれいに使いましょう」は、いい。だが、
「鼻糞の貼りつけ禁止」とは何だ?

わかりません。
どうしてわざわざ禁止する必要があるのでしょう。
禁止するまでもなく「きれいに使いましょう」の一文に、
その事項は含まれているはず。
そんなの言われるまでもなく、常識ですよね。
なのに、この張り紙ときたら……。

正直、屈辱です。
この張り紙は、最初から私がそのような愚挙に及ぶものとみなしています。
みなした上で、そのふしだらな行為を「禁止」しているのです。
たった一枚の紙切れに、私は、そのような愚劣な人間であると決めつけられたこ
とが不本意でなりません。

性悪説とは荀子の性説で、「人間の本性は悪である」とするものです。
故に、礼法による秩序維持が重んじられるわけですが、
この張り紙も同じ発想に基づいていると考えられます。
つまり、

『人間は放っておくと「鼻○そ」を貼りつける生き物である』
故に張り紙をもってこれを固くを禁じ、トイレの秩序を維持しなくてはならない。
そうしなければ、たちまちトイレは「鼻○そ」まみれになってしまう。

なるほど、一理はあるようです。
如何に御不浄とはいえ、まみれるのは良くないです。
しかし──。
私もずいぶん長いこと生きてきましたが、こんな侮辱は初めてです。

ところで、ここで問題にしたいのは私の受けた辱めそれ自体ではなく、何故この
ような張り紙が作製され、不当に人の尊厳が貶められるような事態に至ったか、
また、私たちは今後、如何にして損なわれた人間性を取り戻すべきか、
という二点の追求が目的となります。
そのためにはまず、ことの発端をつまびらかにする必要があるでしょう。

何故、「鼻○そ」の貼りつけは禁止されたのか?

初めてこの張り紙を目にしたとき、私は激しい衝撃を覚えたものです。
少し大げさかもしれませんが、「人間の本性は悪である」と実感させられました。
というのも、わざわざ禁止しているのは、過去に実例があったからであり、この
トイレには、かつて「鼻○そ」にまみれた事実があったのです。
むろん、私は直接その過去を見知っているわけではありませんし、同僚から聞か
されたことすらありません。しかし──

おお、神よ!!
人間とは生まれながらにして「鼻○そ」を貼りつけたがる生き物なのか!?

これは絶望です。
自分は決してそのような愚劣な人間ではない、と固く信じていても、過去の事実
が人間という種の本性と、その限界を示しています。
今は清廉な肉体であっても、遠い将来のことまではわからない。些細なことが契
機となって、その邪悪な本性を顕さないとも限らない。かつてその罪を犯した人
物が、その日より以前は無垢で潔白な人間だったなら、かくいう私とて、いつか
そのような劣情に身を委ねてしまう日が来るのではあるまいか──。

ああ、人間とはなんと醜悪な生き物であるか。

私はひどく憂鬱でした。
絶望の淵に立たされ、生きる価値すら見失う寸前でした。
なんてことだろう。「鼻○そ」を貼りつけたがるばかりが人間の性だなんて。
エジソンもシューベルトもトルストイも、人間て、そんなものなのかな……。
……しかし、待てよ、とも思うのです。
本当にそうでしょうか。
私は疑問し、ふと顔を起こして張り紙の周囲を確かめました。
するとどうでしょう。
壁は輝くように白く、落書きはおろか、染みのひとつも見当たらないではありま
せんか。
それは大変にきれいなもので、いわんや、「鼻○そ」をや、です。

これは微かな希望でした。いえ、確かな光明です。
過去はどうあれ、たった今、このトイレは清浄ではないか!
その思いが私を少し勇気づけました。
思い返してみれば、このトイレはいつだってきれいだったことに気がつきます。
それは張り紙によって人々が理性と叡智を取り戻した証。
「鼻○そ」を貼りつけたいという劣情から解放された、まったく新しい人間性の
獲得だったといえるでしょう。
いや。あるいはそれこそ、元来人の持つ美しさだったのかもしれませんね。

いずれにせよ、この張り紙はすでに用を為さない。
私はそう思いました。何故なら、人々はすでに自らの意志によって、その尊厳を
取り戻しているからです。
もう「鼻○そ」を貼りつけたりしない。絶対にしない!
このトイレの美しさが、如実にそれを物語っていたのです。

そう思えた瞬間、私は誠に幸福でした。

ところが、悪夢は唐突にやって来ました。
忘れもしません。数ヶ月前、週明けの月曜日のことです。
私はそのトイレで、あり得ない光景を目の当たりにし、「ぎゃあ」と思わず絶叫
せずにはいられませんでした。

それはまるきり、この世のものとは思えぬ忌むべき光景です。

貼りつけてある。
それも、一粒や二粒ではなく。

いったい、一人の人間からこれほどの量が掘り出せるものなのか? と疑いたく
なるほど、徹底的にほじくり返したような有様です。
まさに「尋常ではない」という表現がぴったり。
視覚的に喩えるならそれは、夜空に瞬く星々のすべてが、死兆星の如き禍星と化
した絶望的な光景です。

最初は唖然と目を瞠るばかりの私でしたが、
これでもか、これでもか、といった具合にほじくりほじくり、貼りつけている人
間の姿を思い浮かべると、次第に恐怖を覚えました。
人は理解を超えた存在に畏怖を覚えるものです。
そこには憎悪にすら似た、強固な、鉄のような意志が感じられ、私はたちまちそ
の場から逃げ出したくなりました。
少なくとも、いたずらや遊び半分でここまではできないでしょう。
いったい、いかなる激烈な情念が、その人物をこれほどまで凄惨な行いに駆り立
てたのか。過酷な採掘作業にその人物の鼻の粘膜は擦り切れ、今も鮮血が滲み出
しているに違いないし、見れば壁一面に貼りつけられた、あの無数の禍星にも、
べったりと滴るような赤黒い染みが……。

いや、それはさすがありませんが。
もちろん少し冷静に考えれば、これが数日をかけて為された仕事だったことがわ
かります。おそらく土日を利用したのでしょう。あるいは、複数人による犯行で
あった可能性も考えられますが、ともかく、それくらい無茶苦茶な量の禍星でし
た。

なるほど。
ひたすらに心を鎮め、冷静に現状を把握した私は、そのときようやく事の次第を
悟りました。

つまり、「これは戦いなのだ」と。

そうです。
思えば、わざわざ張り紙をしてまで「貼りつけ」を禁止しているのは、それが常
習的な行為だったからに他なりません。
一度注意したくらいで収まる騒ぎなら、そうまで躍起にはなりません。
言い忘れましたが、問題の禁止事項は後から書き加えられたものなのです。

貼りつける者たちは、最初は面白半分で行為に及んだのかもしれません。しかし、
それが張り紙によって禁止されたことによって、不毛なる戦いが始まってしまいました。
傲岸な張り紙に対し、貼りつける者たちはきっと思ったことでしょう。
「何を偉そうに」と。
するとどうなるか。次に来るのは聖戦とも言うべき愚かな時代の幕開けです。
抑圧されるから抗う。抗うからますます抑圧する。そんなイタチごっこ。
やがて本末は転倒し、手段は目的となり、彼らは「貼りつけること」によって、
神の如き張り紙にささやかなる反抗を試み続ける結果に至ったのです。
そこにはもはや「鼻○そ」を貼りつける喜びなど少しもない。
彼らは知らずその喜びを失ってしまった。
そうまでして貼りつけ続ける意志の根底にあるのは、もはや「意地」としか思わ
れません。

しかし、そうなると、この禍星を貼りつける者たちを単に愚劣な人間と決めつけ
ることはできないようにも思います。
彼らは自らの行為が愚劣であると知りながら、なお、敢えてその愚行を続けてい
るのです。立派だとは言えないにしても、ただ面白がって貼りつけている輩とで
は雲泥の差がある。そもそも志が違うのです。

法で人を束縛し、禁じることによってのみ統制を図ろうとする神の如き張り紙。
それに対し、一途なまでに同じ反抗を繰り返す小さき人間。
両者の戦いは永劫に続くでしょう。
愚直な人間は、けれどいつだって、そうやって成長してきたのではなかったですか。
ならば、私に言えることはたったひとつしかありません。
そうです。

「トイレはきれいに使いましょう」
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(仮名)
 
「ちょっと」

突然、嫁T氏から話しかけられました。
なんかいいこと思いついた的な顔してます。
それはつまり、僕にとっては、あまり都合の良くない、もしくは面倒な、
端的に言えば災いが降りかかる前触れである事を表しています。
過去の経験から、わかるのです。
呑気にドラクエ9などやっている場合ではありません。
DSの蓋を閉じ、嫁の話を聞いてやる事に全身全霊を傾けます。

「今日から、私ドカベンになるわ」

さあ来ました意味不明。
予測不能。予断を許さぬ状況です。
こうなると、僕としては、様子を伺いつつ、また嫁の機嫌を伺いつつ、その真意を確かめるべく探りを入れていく他ありません。

「そ、そうかい。それはよかった」
「でしょう。でも、私がドカベンになるのはドカベンの歌を歌うときだけよ」
「??・・・そ、そうかい。それはよかった」
「いい?私がドカベンを歌うときは、私はドカベンかっこかめいになるの」
「ド・・・ドカベンかっこかめい?」
「かっこかめいよ。さっさと理解しなさい面倒くさいわね」
「あ、ああ、(仮名)か。そうかい。それはよかった」
「本当にそう思ってる?」
「お、思っているとも」
「じゃ、今度から私がドカベンを歌っているときは、私の事をドカベン(仮名)って呼ぶのよ。わかった?」
「ああ、わかったよ」

嫁はそう言うと、満足そうに僕の部屋から出て行き、リビングで嵐のライブDVDを観始めました。
わかったよ、と答えたものの、なにひとつ意味がわかりません。
しかし、それからしばらく経っても、嫁は嵐のDVDを観ているだけでまったく動かなくなったので、僕は安心して再びドラクエ9を再開しました。
ところが、およそ1時間後、突然リビングから、嫁の歌、というか叫び声が聞こえてきたのです。

「がんばれがんばれドカベン!がんばれがんばれドカベン!」

!?
困りました。
我が家には僕と嫁しかいない以上、今の叫び声が僕に向けて発せられた事は明白です。
まさかテレビに映っている嵐に対する賛辞の類ではないでしょうし。
僕はどう反応して良いかわかりません。
そうこうしているうち、嫁が怒りの表情で僕のもとへやってきました。

「ちょっと」
「は・・・はい」
「何で「いよっドカベン(仮名)!」って言ってくれないのよ」
「!?・・・ご、ごめんなさい」
「あんた、よくわかってないようだから、練習ね」
「は・・・はい」
「がんばれがんばれドカベン。がんばれがんばれドカベン」
「い・・・いよっドカベン(仮名)!」
「よし。やればできるじゃない。今後もその調子でやるように」
「は・・・はい。でも・・・」
「何」

僕は意を決して嫁に意見を述べました。

「あの・・・何でドカベン?」
「何よ。問題でもあるの?」
「いや、そういうわけじゃ・・・」
「ああ、いよっ山田太郎(仮名)!のほうがいいってこと?」
「そういう話ではなく」
「じゃあいいじゃない。次からちゃんと「いよっドカベン(仮名)!」って言わないと罰金300円だから」

妙にリアルな罰金制度ですが、我が家では良くある事です。
しかし、それ以来、嫁がドカベンを歌うことは二度と無かったのでした。
めでたしめでたし。
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